小説 1(2003年4月中旬〜2003年7月)

   タイトルの前に「・」がついているものはお気に入り、「」が付いているものは特にお気に入りの本。

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13羽の怒れるフラミンゴ ドナ・アンドリューズ ハヤカワ文庫 2003/07/24
野鳥の会、死体の怪の続き。相変わらず(略)。今のところ、シリーズ三冊中で一番好き。
野鳥の会、死体の怪 ドナ・アンドリューズ ハヤカワ文庫 2003/07/23
庭に孔雀、裏には死体の続き。相変わらずどたばたしている。キャラクタ配置が好き。
陸小鳳伝奇 古龍 小学館文庫 2003/07/18
主人公の「四本眉毛の男」というフレーズはいかがかと思う。嫌いなタイプじゃない……むしろ好きですが。
パディントンの一周年記念 マイケル・ボンド 福音館文庫 2003/07/18
あいかわらず迷惑だが、可愛い。
庭に孔雀、裏には死体 ドナ・アンドリューズ ハヤカワ文庫 2003/07/17
小さな田舎町、風変わりな人々。疲れるほど「ささやかな変人」だらけ。ユーモア・ミステリ。
保元物語・平治物語     2003/07/14
久しぶりに、私の初恋の人であるところの源為朝様の活躍が読みたくて、図書館で借りたもの。満足。
長塚 節 新潮文庫 2003/07/11
それが日常として書かれているだけに、悲惨さが際立つ。
聊斎志異(上) 蒲 松齢
立間 祥介訳
岩波文庫 2003/07/08
聊斎志異(下) 2003/07/10
曹操様の生まれ変わりだという犬が出てきた。やはり向こうでは、彼は悪人なんだなあ……と実感。この二冊に入っていない話も読んでみたいものである。
草迷宮 泉 鏡花 角川文庫 2003/07/08
不思議なリズム。
吸血殲鬼ヴェドゴニア
 WHITE NIGHT
虚淵 玄+種子島 貴 角川文庫 2003/07/08
吸血殲鬼ヴェドゴニア
 MOON TEARS
PCの18禁ゲームのノベライズ。友人が貸してくれたのだが、なかなか面白かった。
泉鏡花短編集 泉 鏡花 岩波文庫 2003/07/06
旅行に持っていった本。言葉選びが好き。
更科日記(上) 関根慶子訳 講談社学術文庫 2003/07/06
更科日記(下)
旅行に持っていった本。これも、昔から好きで買いなおしてしまった物。
・銀の匙 中 勘助 角川文庫 2003/07/01
何故か昔からお気に入りの一作。ハードカバーしか持っていなかったので、つい買いなおしてしまった。
壺中の天国 倉知 淳 角川文庫 2003/06/20
詳しい訳ではないので断言は出来ないけれども、ミステリとしては弱いのではないかと思う。しかし、面白かった。
・三国志演義5 井波 律子(訳) ちくま書店 2003/06/12
・三国志演義6 2003/06/13
・三国志演義7 2003/06/17
また三国時代が終わってしまった。全体的に、過不足無い内容でよかったと思う。
贋作 天保六花撰 北原 亞以子 講談社文庫 2003/06/11
「天保六花撰」をベースにした作品。人物が魅力的になっていて良い。
一人の男が飛行機から飛び降りる B・ユアグロー 新潮文庫 2003/06/03
超短編が149本入った短編集。悪夢のような不思議な世界。
テロリストに薔薇を ジャック・ヒギンズ ハヤカワ文庫 2003/06/03
皮肉屋のアイルランド人、リーアムが好き。
・三国志演義3 井波 律子(訳) ちくま書店 2003/05/27
・三国志演義4 2003/05/28
赤壁。三国志演義が一番盛り上がる辺り。
・三国志演義2 井波 律子(訳) ちくま書店 2003/05/27
私は魏贔屓なせいか、黄巾の乱が終わってから赤壁前まで辺りが一番好きだ。
・三国志演義1 井波 律子(訳) ちくま書店 2003/05/22
三国時代の幕開け……あれ?↓で終わったと言っていたような気がするんだけど(笑)。
完訳三国志8(完結) 小川 環樹、金田 純一郎(訳) 岩波書店 2003/05/22
何度読んでも、三国志の終わりは物悲しい。けして悲劇ではないのだろうけれども。英雄達に肩入れしすぎているのかもしれない。
完訳三国志7 小川 環樹、金田 純一郎(訳) 岩波書店 2003/05/21
終わりが見えてきてしまって、とても寂しい。
完訳三国志6 小川 環樹、金田 純一郎(訳) 岩波書店 2003/05/20
麦城の戦いから諸葛孔明の南蛮平定まで。
完訳三国志5 小川 環樹、金田 純一郎(訳) 岩波書店 2003/05/19
そろそろ三国鼎立。この頃になると、英雄が少なくなって、面白みが薄くなってくる。
百物語 杉浦 日向子 新潮文庫 2003/05/19
友人の推薦。とてもいい雰囲気だった。
完訳三国志4 小川 環樹、金田 純一郎(訳) 岩波書店 2003/05/18
赤壁の大敗。
呉・三国志4 伴野 朗 集英社文庫 2003/05/18
IF物三国志。正直なところ、IF物は苦手……この本のように、オリジナル主人公が出張りすぎている話は特に。
横須賀殺人事件 斎藤 栄 勁文社文庫 2003/05/15
去年の誕生日、友人から大量に貰った古本の中の一冊。
ベティさんの庭 山本 道子 新潮文庫 2003/05/14
去年の誕生日、友人から大量に貰った古本の中の一冊。
何となくフランスの作品を思わせる短編集。
警視庁殺人課 悪漢(ワル) 龍 一京 青樹社文庫 2003/05/14
去年の誕生日、友人から大量に貰った古本の中の一冊。
軽井沢殺人事件 内田 康夫 角川文庫 2003/05/13
去年の誕生日、友人から大量に貰った古本の中の一冊。
内田康夫作品はこれが初めて。
生前情交痕跡あり 森村 誠一 徳間書店 2003/05/12
去年の誕生日、友人から大量に貰った古本の中の一冊。
タイトルは知っていたのだが、初読。まあまあ楽しく読めた。
メグレと火曜の朝の訪問者 G・シムノン 河出文庫 2003/05/09
去年の誕生日、友人から大量に貰った古本の中の一冊。
ご存知メグレ警部もの。
伯備線秘図推理旅行 斎藤 栄 光文社文庫 2003/05/09
去年の誕生日、友人から大量に貰った古本の中の一冊。
タロット日美子シリーズ……らしい。他読んだ事ないけど。
完訳三国志1 村上 知行(訳) 教養文庫 2003/05/07
完訳三国志2 2003/05/07
完訳三国志3 2003/05/08
完訳三国志4 2003/05/08
岩波の同名作品とは別物。訳が本当に凄まじいが、なんだかそれ故にとても楽しい気がする。
気になっているフレーズとしては、
 ・徐庶は泣いた。気絶した。
 ・ばかにいかすながし目
 ・派手姿の馬超
(共に原文ママ)などがある。
岩波完訳三国志、北方三国志に次ぐ私のバイブルになる予感……が、全5巻のうち5巻だけが手に入っていない。
倒錯者の祈り デヴィッド・ウィルツ 扶桑社ミステリー 2003/05/07
元FBI捜査官が主役のサイコミステリ。
完訳三国志3 小川 環樹、金田 純一郎(訳) 岩波書店 2003/05/02
官渡の戦いから、赤壁の戦いの前まで。
・悲華水滸伝(5)完結 杉本 苑子 中公文庫 2003/04/30
・悲華水滸伝(4) 2003/04/30
本来の水滸伝的展開とは違うけれども、この方が元より納得いくような気もする。
終わりが物悲しい。そこがいいのだけれども。
奴の小万と呼ばれた女 松井 今朝子 講談社文庫 2003/04/25
時は江戸時代、大阪の大店に生まれながら、侠客のように育った姐さんの話。強い女の話であるというだけで楽しくなってしまう。
・悲華水滸伝(3) 杉本 苑子 中公文庫 2003/04/24
呼延灼、混世魔王らが登場。
・料理人 ハリー・クレッシング ハヤカワ文庫 2003/04/23
平和な田舎町に来た名コックが騒動を引き起こす。ブラックユーモア。
・悲華水滸伝(2) 杉本 苑子 中公文庫 2003/04/23
扈三娘、顧大嫂が出てくる巻なのが私的にはかなりおいしい。
パディントンのクリスマス マイケル・ボンド 福音館 2003/04/23
熊のパディントンシリーズ。しかし迷惑な熊である。可愛いけど。
・エンガッツィオ司令塔 筒井 康孝 文春文庫 2003/04/18
幼い頃から大好きな筒井氏の作品。破壊的に下品。しかし、何故かそういったものが嫌いな筈の私も楽しく読めてしまう。
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