エッセイその他 3(2003年11月〜2004年1月)

   タイトルの前に「・」がついているものはお気に入り、「」が付いているものは特にお気に入りの本。

   エッセイその他   3
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自閉症だったわたしへ2 D・ウィリアムズ 新潮文庫 2004/01/28
「自閉症だったわたしへ」から 三年。彼女が結婚するまで。
がんと闘う・がんから学ぶ・がんと生きる 中島 みち 文春文庫 2004/01/27
「誰も知らないあした」、「がん病棟の隣人」、「悔いてやまず」 を纏めたもの。
看護婦が見つめた人間が死ぬということ 宮子 あずさ 講談社文庫 2004/01/27
医者でも家族でもなく、勿論本人でもない。微妙な立場から見た患者の死。
子作り爆裂伝 室井 佑月 講談社文庫 2004/01/27
相変わらず勢いがいい。
怪しい科学者の実験ガイド ジョーイ・グリーン ハヤカワノンフィクション文庫 2004/01/23
夏休みの自由研究的実験。実験そのものより豆知識が楽しい。
フィンチの嘴 ジョナサン・ワイナー ハヤカワノンフィクション文庫 2004/01/22
ガラパゴスフィンチの種の変貌の記録。
・つかぬことをうかがいますが ニュー・サイエンティスト編集部 ハヤカワ新書 2004/01/19
「ニュー・サイエンティスト」掲載のコラムを纏めたもの。Q&A方式なのだが、質問者も解答者も読者。
すしの蘊蓄 旨さの秘密 成瀬 宇平 講談社+α新書 2004/01/19
食品学の観点から語る、「旨い寿司」の理由。
自閉症だったわたしへ D・ウィリアムズ 新潮文庫 2004/01/19
自閉症の著者が綴る、幼い頃の記憶と現在の自分。
ワセダ三畳青春記 高野 秀行 集英社文庫 2004/01/09
とんでもない人々。本当にエッセイなのか? と疑ってしまう。
三面記事で読むイタリア シルヴィオ・ピエールサンティ 光文社新書 2004/01/09
イタリアが抱える矛盾は本当に魅力的だと思う。ユーロ導入のどたばたが一番おかしかった。
拝啓、患者サマザマ 入野 忠芳 中公新書 2004/01/07
医療エッセイ。楽しい話に重点が置かれている。
茂吉の体臭 斎藤 茂太 岩波現代文庫 2004/01/07
やはりこの家は、特殊な一家だな、と思う。
ぼくんち熱血母主家庭 下田 治美 角川文庫 2004/01/07
型破りかもしれないけれど、いいなあ。
二十三年目の別れ道 逸見 晴恵 扶桑社文庫 2004/01/06
逸見政孝氏の奥さんによる、彼が死ぬまでの約一年間を綴る闘病記。
機上の奇人たち E・へスター 文春文庫 2004/01/06
フライトアテンダントのエッセイ。ただし、男。外国の飛行機は、ほんとにこんな混沌状態なのか?
・ビール大全 渡辺 純 文春新書 2004/01/06
全世界のビールについて。学術的なところと雑学的なところのバランスが好き。
インド鉄道紀行 宮脇 俊三 角川文庫 2004/01/03
とにかく鉄道が好きらしい、ということが良く伝わってくる(笑)。
お母ちゃんが起きられなくなった 石川 牧子 小学館文庫 2004/01/03
パーキンソン病の母を介護した記録。
精神病棟の二十年 松本 昭夫 新潮文庫 2004/01/01
患者の側から書かれた分裂病の記録。
今月の困ったちゃん 内田 春菊 新潮文庫 2003/12/30
集まるところには、集まるんだなあ……と。
ばたばたナース 桜木 もえ 講談社文庫 2003/12/30

まだ勉強中のナースによるエッセイ。基本的には笑えるような体験談メイン。

ダウン症の子をもって 正村 公宏 新潮文庫 2003/12/30
両親の、二十年にわたる記録。 20年経っている今の世間は、少しはかわったのだろうか。
医者のぼくが「医療常識」を信じない理由 永井 明 講談社+α文庫 2003/12/30
いったい、誰のための病院なのか。
スペインうたたね旅行 中丸 明 文春文庫 2003/12/30
十年前の本だなあ、と思う。
オーケストラ楽器別人間学 茂木 大輔 新潮文庫 2003/12/19
実際にオケやってる人の意見が聞いてみたい。
命をくれたキス 鈴木 ひとみ 小学館文庫 2003/12/18
モデルとして活躍し、結婚も間近だった著者は、自動車事故で車椅子生活に。自信や勇気をとりもどすまでを振り返る。
ダライ・ラマ自伝 ダライ・ラマ 文春文庫 2003/12/15
ダライ・ラマ14世の自伝。過酷な人生が淡々と綴られている。
医者が末期がん患者になってわかったこと 岩田 隆信 角川文庫 2003/12/15
自分の専門だけに、病状がよくわかってしまう。それはとても辛いと思う。
死にゆく妻との旅路 清水 久典 新潮文庫 2003/12/12
ガンの妻と50万円とワンボックスカーで逃避行。 淡々とした文章が、胸に痛い。
大学病院の掟 柳瀬 義男 講談社+α文庫 2003/12/10
どの業界も、裏から見た話を聞くと怖くなる。それが命を預ける先ならなおのこと。
続・医者が末期がん患者になってわかったこと 岩田 隆信 規子 角川文庫 2003/12/09
病院の裏側が覗ける。
専門用語が多く、読みやすいとは言いにくい。
新視点 台湾人と日本人 謝 雅梅 小学館文庫 2003/12/05
女子留学生が語る両者の差異。真摯な姿勢。
洋食や 茂出木 心護 中公文庫 2003/12/04
「たいめいけん」をひらいた著者のエッセイ。江戸っ子だねえ。
「深い河」創作日記 遠藤 周作 講談社文庫 2003/12/04
「深い河」はいかにして生まれたか。
禁酒禁煙 山口 瞳 中公文庫 2003/12/04
隠居願望のある著者の日々を綴ったエッセイ。
人民は弱し 官吏は強し 星 新一 新潮文庫 2003/12/03
星新一氏の父親、星一氏の話。思わず目をそらしたくなるような、権力の横暴。
・おい癌め酌みかはさうぜ秋の酒 江國 滋 新潮文庫 2003/12/03
著者の心情の移り変わりが胸に響く。
ケーキの世界 村山 なおこ 集英社新書 2003/11/28
テレビチャンピオンに出た事もある著者による、ケーキの楽しみ方や流行についての話。
ママでなくてよかったよ 森下 純子 朝日文庫 2003/11/27
小学生に対する病名告知は正しい事なのか。すくなくともこの家庭においては正しかったように思える。
柴錬ひとりごと 柴田 錬三郎 中公文庫 2003/11/27
著者の各種作品のあとがき集のような感じがする。
あやしい探検隊 焚火発見伝 椎名 誠 
林 政明
小学館文庫 2003/11/26
普段食べることが少ない食材を味わったような気分になれる。
少女コレクション序説 澁澤 龍彦 中公文庫 2003/11/21
シンボルとしても「少女」、という存在について。
江戸の性風俗 氏家 幹人 講談社現代新書 2003/11/20
武士の家庭でも、性に関する会話(それも結構おおっぴらな)が交わされていたりしたらしい。なんだかとても衝撃的だった。
被差別部落の青春 角岡 伸彦 講談社文庫 2003/11/17
被差別部落のルポなのだが、作者の視野が狭いように思う。
江戸あきない図譜 高橋 幹夫 ちくま文庫 2003/11/17
『守貞漫稿』が底本。江戸の多様な商売模様が書かれている。
宿坊に泊まる 宿坊研究会 小学館文庫 2003/11/14
寺院の宿泊施設である宿坊に泊まるということ。なんだか自分とは縁遠い所だと思っていたが、意外とそうでもないらしい。
寿司屋のかみさんのちょっと箸休め 佐川 芳枝 青春出版社 2003/11/14
おいしそうなレシピつき。まだ作ってみたことはないが、いずれ挑戦したいものである。
ドイツの姑を介護して グレーフェケ子(あやこ) 中公文庫 2003/11/14
自分の親でも介護は大変だと思うのに、それが義理の母で、しかも異国の人。書いてあることの何倍も苦労されたのではないかと思う。
大阪の神々 わかぎえふ 集英社文庫 2003/11/12
失礼かもしれないが、いわゆる"ディープ"大阪を書いたものを読むたびに、大阪は異国だと思う。
おいしいフランス極上の素材を訪ねる 相原 由美子 岩波アクティブ新書 2003/11/12
極上素材の産地の交通や宿泊、ワインなんかの情報つき。食べに行きたい!と思ったらすぐ行けます(笑)。
大江戸路地裏人間図鑑 岸井 良衛 小学館文庫 2003/11/07
軽めのテイスト。笑える話、不思議な人物など。
両性具有の美 白州 正子 新潮文庫 2003/11/06
主に日本の男色話だった……。ちょっと予想外。
たらちおの記 内田 百 ちくま文庫 2003/11/05
内田百闖W成第二期第一巻。幼年時代の回顧録。
新しい単位 世界単位認定協会 扶桑社 2003/11/05
会社の人からの借り物。中々楽しめた。
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