死ぬための教養
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嵐山 光三郎
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新潮新書
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2003/10/31
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著者の、死に関する考えをつづったもの。あまり宗教的でないのがいい。
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芸妓峰子の花いくさ
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岩崎 峰子
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講談社+α文庫
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2003/10/30
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個人的には、祇園のことを書くのか自分史を書くのか、もうすこしどちらかに重点置いてほしいと思う。
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ローマはなぜ滅んだか
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弓削 達
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講談社現代新書
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2003/10/30
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巨大文明の興亡を現代と絡めての考察。
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江戸お留守居役の日記
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山本 博文
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講談社学術文庫
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2003/10/28
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寛永期、萩藩の江戸お留守居役のもの。
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西国三十三か所ガイジン巡礼珍道中
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クレイグ・マクラクラン
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小学館文庫
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2003/10/28
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他の紀行もいくつか読んでいるが、本当にこの人は良く歩く人だと思う。色々なことに文句を言いつつ歩きつづける著者がなんとなく愛しい。
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江戸あじわい図譜
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高橋 幹夫
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ちくま文庫
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2003/10/27
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守貞漫稿の現代語訳+α。
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尼は笑う
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麻生 佳花
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角川文庫
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2003/10/27
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OLからフリーの尼僧になった著者の修行時代を主に書いたエッセイ。褌を買うのはいくらなんでもうっかり過ぎ。
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コンセント抜いたか!
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嵐山 光三郎
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朝日文庫
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2003/10/27
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不良中年の生活スタイルを書いたエッセイ。余計な突っ込みだが、「コンセント」は差込口の方なので抜けないと思う。
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世界最低最悪の旅
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蔵前 仁一編
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幻冬舎文庫
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2003/10/22
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旅行先トラブル集。笑える物から笑えない物まで。世界は広い。
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浪費バカ一代
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中村 うさぎ
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文春文庫
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2003/10/22
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いっそここまで開き直れたら、と思う。
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Mizuki@mail.宝塚/jp
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大浦 みずき
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小学館文庫
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2003/10/01
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元宝塚トップのエッセイ。宝塚、特に好きなわけじゃないですが、特殊な世界を垣間見たような気分になれて、面白い。しかしタイトルもう少し何とかならないかなあと思う。
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バイクで越えた1000峠
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賀曽利 隆
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小学館文庫
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2003/09/30
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バイク旅エッセイ。テーマは峠、温泉。著者の視点に何となくいやらしい安っぽさを感じてしまい、素直に楽しめなかった
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東海道徒歩38日間ひとり旅
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糸川 燿史
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小学館文庫
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2003/09/30
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東海道を徒歩旅のエッセイ。38日間、けして短い日数ではないと思うのだが、その重みが感じられない
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大正時代の身の上相談
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カタログハウス編
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ちくま文庫
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2003/09/29
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大正時代、新聞に寄せられた身の上相談とそれに対する新聞記者の回答。素朴な相談、記者の真面目回答どちらもその時代を感じさせていい。だが、編者の余計な(そして時に少々的外れな)つっこみなしで読みたかった。
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スカートの風
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呉 善花
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角川文庫
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2003/09/29
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日本と韓国の違いを書いたルポエッセイ。著者の同国人に評判が悪いというのは頷ける。
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・追悼の達人
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嵐山 光三郎
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新潮文庫
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2003/09/25
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文豪の死に寄せられた追悼文や葬式の模様。人間関係がうかがえてとても興味深い本。ちらりと出てきた百關謳カの記述がたまらない。同著者の「文人悪食」もとてもいい本だった。
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チベットを馬で行く
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渡辺 一枝
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文春文庫
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2003/09/24
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「チベットを馬で旅行する」魅力的な響きである。たとえそれが困難なことであろうとも。つらくもあり、楽しくもあったであろう5ヶ月の記録。
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沖縄ナンクル読本
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下川 裕治 篠原 章
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講談社文庫
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2003/09/19
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沖縄、また行きたいなあ……。
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朝鮮総連と収容所共和国
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李 英和
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小学館文庫
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2003/09/18
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朝鮮総連のあまりの暴力的な行動に驚かされる。
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吉原と島原
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小野 武雄
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講談社学術文庫
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2003/09/18
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江戸時代の二大遊郭について。
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京都で町家に出会った
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麻生 圭子
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文春文庫
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2003/09/17
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町家の魅力は伝わってくるが、少しひとりよがりの感があるのが残念。
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菜摘ひかるの私は亀になりたい
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菜摘 ひかる
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角川文庫
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2003/09/17
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えっちな気持ち
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えっち主義
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亡くなった事を知ったので(遅)、まとめて読んでみた。
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主婦は踊る
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青木 るえか
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角川文庫
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2003/09/10
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前作のようなキレがない。普通に面白いだけのエッセイストになってしまうのか!?
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決定版 百冊の時代小説
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寺田 博
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文春文庫
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2003/09/09
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著名な時代小説の紹介本。読んだ事のある本も無い本も、どれも魅力たっぷりに思えてくる。
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・怪しい日本語研究室
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イアン・アーシー
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新潮文庫
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2003/09/08
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翻訳を生業としているだけあって、言語に関するアンテナが鋭いと思う。散りばめられたユーモア(皮肉?)がいい。お勧めできる一冊。
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北朝鮮亡命730日ドキュメント
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辺 真一
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小学館文庫
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2003/09/08
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ある一家の亡命に関するドキュメント。一体どうなってしまっているのか、この国は。
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北朝鮮の暮らし
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宮塚 利雄
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小学館文庫
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2003/08/29
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物資から見る北朝鮮の暮らし。
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澁澤さん家で午後五時にお茶を
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種村 季弘
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学研M文庫
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2003/08/27
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渋澤氏に興味が無い人には詰まらない本だとは思うが、澁澤、種村両氏の作品が好きな私としては、とても楽しく読めた。
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寄生虫博士の中国トイレ旅行記
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鈴木 了司
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集英社文庫
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2003/08/25
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寄生虫研究の第一人者による中国のトイレ事情についてのエッセイ。
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あと千回の晩飯
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山田 風太郎
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朝日文庫
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2003/08/25
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忍法帖シリーズで有名な著者のエッセイ。タイトルが物悲しい。
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スローフードな人生!
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島村 菜津
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新潮文庫
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2003/08/20
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スローフードを日本に紹介したといっても過言ではない本らしい。
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江戸の少年
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平凡社ライブラリー
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講談社文庫
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2003/08/13
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江戸時代の少年少女(一部若者)についての考察。
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イラク高校生からのメッセージ
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赤尾 邦和
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講談社文庫
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2003/08/13
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イラクの高校生などからの世界に宛てたメッセージ。胸が痛む。
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・大貧帳
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内田 百間
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ちくま文庫
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2003/08/08
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新字新仮名版。旧かな版が欲しいなあ。
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バーナード・リーチ日本絵日記
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バーナード・リーチ
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講談社学術文庫
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2003/08/01
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日本印象記。当時の日本の風情が味わえる。
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